【S7使用構築】無個性カバマンダガルド【最高2009】
当記事を開いていただきありがとうございます。くじわらです。
最終的には溶かしてしまったものの初めて2000に乗せることができたので記念に記録を残しておくことにします。
1.構築経緯
SMから使ってきたを軸とし、の苦手な鋼絡みのサイクルを崩していける、範囲の広い特殊アタッカーが苦手だと感じたので数値受けできる、最後にサイクルの苦手な積みに対抗できるを入れ構築の完成とした。
同じ並びで既存の構築【シーズン6使用構築】数値サイクル【最高最終2104】 - ごろごろポケモン。(無断リンクより問題あれば削除します)があったので参考にさせていただいた。
2.個別解説
持ち物:ボーマンダナイト
特性:いかく→スカイスキン
性格:いじっぱり
数値::189(148)-180(68+)-101(4)-*-128(220)-129(68)
→:189-191-151-*-138-149
技:やつあたり じしん りゅうのまい はねやすめ
配分意図
H:4n+1
A:H131-B100にやつあたりが132~156(100.7%~119.0%)
B:端数
H-D:C195のムーンフォースが152~182(80.4%~96.2%)
C147の10まんボルトZが157~186(83.0%~98.4%)
C232のめざめるパワー(氷)156~184(82.5%~97.3%)
S:準速抜き
高い数値とサイクル性能を持つ構築の軸。
最初はしんちょうでじしんの枠がからげんきだったが、をこいつで見る立ち回りが多いこと、を絡めた対面チックな選出で単体性能が低いことで個体の変更を求められた。そこで火力の高いいじっぱりで採用することにしたがDに厚めに振ることでサイクル性能を保った。
からげんきの変更は比較的重めなに刺さることと、耐久が落ちた分状態異常を受ける前提の立ち回りがしにくくなったことが理由。
高い数値を持つので急所や追加効果をくらっても立ち回りに影響がしにくい点は非常に使いやすかった。
主に絡みのサイクルにはいかくを残すと楽に立ち回れることがあるのでメガシンカをするタイミングは気を付けた。
持ち物:たべのこし
特性:バトルスイッチ
性格:れいせい
数値::161(204)-75(36)-171(4)-112(252+)-172(12)-72(-)
→:161-175-71-222.-72-72
技:シャドーボール かげうち どくどく キングシールド
配分意図
H:16n+1
A-C:H145-B105-D95(H145)をシャドーボール+かげうちで確定
シャドーボール106~126(73.1%~86.8%)
かげうち39~46(26.8%~31.7%)
B<D
ボーマンダが止まる相手の数値受けを崩しに行く枠。などの相手に複数回受け出しするために持ち物はゴーストZよりもたべのこし。ミラーが多発するというわけではなかったので最も単体性能の高いれいせいで採用した。
シャドーボールや毒による削りとかげうちによる締めの両方が出来るのがこのポケモンの魅力。
立ち回り上みがわりよりもかげうちのダメージで削りや詰めを行うことが多かったのでこの技構成。
最終日付近にはが多かったことや、めんえきによって思うような活躍ができなかった。
持ち物:ゴツゴツメット
特性:すなおこし
性格:わんぱく
数値:215(252)-132-187(252+)-*-92-68(4)
技:じしん こおりのキバ あくび なまける
配分意図
H-B:A233のとびひざげりが93~109(43.2%~50.6%)
S:端数
物理受け兼電気の一貫を切る枠。最初はじしん/ステルスロック/なまける/ふきとばしで採用していたが相手の入りのサイクルが厳しいことが多かったので今の技構成に落ち着いた。メインウェポンのじしん、氷4倍のポケモンを削れるこおりのキバ、物理受けとしての性能を高めるあくび、複数回の受け出しを可能にするなまける。
持ち物が流行りの半分実ではなくゴツゴツメットなのは回復ソースを持たず、そぎ取れるなどの物理ポケモンが多いと感じたため。ただ、終盤にはのろいいたみわけを多く見かけ困らされたので素直に半分実でもよかったのかもしれない。
ちなみに端数はあくび持っているのでミラーを考えてS。
持ち物:リザードナイトY
特性:もうか→ひでり
性格:ひかえめ
数値::173(156)-93(-)-112(108)-156(100+)-106(4)-138(140)
→:173-111-112-211-136-138
技:オーバーヒート ソーラービーム めざめるパワー(氷) じしん
配分意図
H-B:A182のがんせきふうじが148~176(85.5%~101.7%)
A197のすてみタックルが144~169(83.2%~97.6%)
C:H183-D105にめざめるパワーが184~220(100.5%~120.2%)
S:準速85族(等)抜き
相手の等の入ったサイクルを崩しに行く駒。
撃ち逃げが多いので相性のいいオーバーヒート、水への打点になるソーラービーム、の起点になることを避けられるめざめるパワー(氷)まで確定。残りの1枠はボーマンダを選出しない時に重いや入りのサイクルにも出せるようにじしんを採用した。
じしんが刺さる場面が多く、5つめの技候補であるニトロチャージが欲しい場面はなかった。
ポリゴン2
持ち物:しんかのきせき
特性:アナライズ
性格:なまいき
数値:191(244)-100-113(20)-125-160(244+)-71
技:れいとうビーム イカサマ やつあたり じこさいせい
配分意図
H-B:A200のげきりんが81~96(42.4%~50.2%)
H-D:C211のだいもんじが 84~99(43.9%~51.8%)
対処の難しい等を受けつつ、相手の初手に出てくる可能性の高い等の特殊ポケモンに負担を掛ける枠。
ドラゴンやへの打点になるれいとうビーム、等への打点になりある程度の起点を回避できるイカサマ、等ヘの遂行速度を上げられるやつあたり、数値受けとしての役割遂行のためのじこさいせい。
構築上がかなり重いのでほのおのからだに強めなからげんき採用も考えたが個体数の問題とやつあたりの絶妙な火力(B4にやつあたりが57.8%〜69.3%)を取ることにした。
持ち物:ミミッキュZ
特性:ばけのかわ
性格:いじっぱり
数値:155(196)-143(156+)-119(148)-*-126(4)-117(4)
技:じゃれつく かげうち つるぎのまい のろい
配分意図
A:11n
H-B:A233のフレアドライブが113~157(85.8%~101.2%)
D:C222の素たたりめが132~156(85.1%~100.6%)
S:無振り抜き
サイクルベースの構築が苦手とする積み展開に対するストッパーや等のギミック系統に対抗するための駒。環境に多い等の並びにかなり強く出ることができる。呪い痛み分けの型にすればがらみのサイクルに強く出られるようになるが立ち回りでカバーできると感じたので流行りの構築に対する性能を求めた。
全体のSが遅めなので切り返しでも使えるトリックルームの採用も考えたが周りのポケモンが上から殴る恩恵を感じられないと思った(のアナライズが発動しない、は下を取りたい場面も多いなど)ので不採用とした。
技構成は普通のもの。
3.総括
全体的に採用されているポケモンの種族値が高めなので安定したゲームメイクがしやすかった反面、命中90技を打つ頻度が多かったことが安定感に繋がらなかった。
また、トップメタのポケモンを相手にする時より中堅程度のポケモンの対処に悩まされることが多かったり、一発芸的な型に強くないところがレートを伸ばしきれない要因だったように思える。
シーズン中盤と終盤で多く見かける並びが変わったことに対応できなかったことが今期の反省点。メタに回ったつもりがいつの間にか関係が逆転していた。
4.戦績
最高レート2009
最終レート18xx
長い文章でしたがここまで読んでくださりありがとうございました。
質問等ありましたらコメントかTwitter(@kujiwarakun)まで
すぺしゃるさんくす
色めざ氷ヒトカゲつもってくれたあまきつね